6ヶ月先を予測するCRMへ

RFM分析は、顧客の購入期待度を相対的に分類する際に用いられます。しかし、その識別で特定するターゲットにズレはないでしょうか。
CRMで重要なのは、「これから」顧客がどう動くかを予測することです。当社の顧客セグメントは、独自の分析ロジックで6ヶ月先の顧客の継続力と購買力高い精度で予測し、将来の価値を見極めます。変化の兆しを捉え、先手を打つCRM戦略へ。顧客の“これから”を見据えたアプローチが、次の成果を生み出します。
Doubtful about accuracy
RFM分析の精度は?
RFM分析は、顧客の優劣を識別するために、"R・F・M"の各要素で設定する加点ルールと、各要素の配点比率に基づいて合計値を算出する手法です。要領が分かればすぐに着手できる便利な分析ですが、この合計値は、設定ルール次第で大きく変わり、正しい設定でなければ高い精度は期待できません。

上表は、一般的に配点比率の高い"R・F"だけを用いた簡易版ですが、3名とも「R12・F3」の実績がある顧客で、RFM分析では同じマトリックスに入ります。しかし、この3名の顧客を「同じグループ」と判定する精度で、CRMの成果を出すのは至難の業でしょう。
Basic Concept of CRM
CRMの考え方
2023年のWBC優勝は、栗山監督の戦略的な基づく采配が注目されました。下表のように、全試合で上位打線を固定。結果が出ていなくても有力選手を信頼し、スタメンに起用し続けました。その結果、重要な局面で彼らが本領を発揮し、チームは栄冠を掴んだのです。
この事例は、顧客をセグメントする際の重要な示唆を与えてくれます。これまでの購入回数や直近購入日だけで顧客を識別するのではなく、将来の購入額を正確に予測することができれば、LTVを最大限に引き上げ、さらには経営の効率性も向上させることが可能になります。
2023/3/9 中国 |
2023/3/10 韓国 |
2023/3/11 チェコ |
2023/3/12 オーストラリア |
2023/3/16 イタリア 準々決勝 |
2023/3/21 メキシコ 準決勝 |
2023/3/22 アメリカ 決勝 |
ヌートバー | ヌートバー | ヌートバー | ヌートバー | ヌートバー | ヌートバー | ヌートバー |
近藤 健介 | 近藤 健介 | 近藤 健介 | 近藤 健介 | 近藤 健介 | 近藤 健介 | 近藤 健介 |
大谷 翔平 | 大谷 翔平 | 大谷 翔平 | 大谷 翔平 | 大谷 翔平 | 大谷 翔平 | 大谷 翔平 |
村上 宗隆 | 村上 宗隆 | 村上 宗隆 | 村上 宗隆 | 吉田 正尚 | 吉田 正尚 | 吉田 正尚 |
吉田 正尚 | 吉田 正尚 | 吉田 正尚 | 吉田 正尚 | 村上 宗隆 | 村上 宗隆 | 村上 宗隆 |
岡本 和真 | 岡本 和真 | 山田 哲人 | 岡本 和真 | 岡本 和真 | 岡本 和真 | 岡本 和真 |
牧 秀吾 | 牧 秀吾 | 山川 穂高 | 山田 哲人 | 牧 秀吾 | 山田 哲人 | 山田 哲人 |
源田 壮亮 | 源田 壮亮 | 中野 拓夢 | 中野 拓夢 | 源田 壮亮 | 源田 壮亮 | 源田 壮亮 |
甲斐 拓也 | 中村 悠平 | 甲斐 拓也 | 中村 悠平 | 甲斐 拓也 | 中村 悠平 | 中村 悠平 |
3/9 中国 |
3/10 韓国 |
3/11 チェコ |
3/12 オーストラリア |
3/16 イタリア 準々決勝 |
3/21 メキシコ 準決勝 |
3/22 アメリカ 決勝 |
ヌートバ | ヌートバ | ヌートバ | ヌートバ | ヌートバ | ヌートバ | ヌートバ |
近藤 | 近藤 | 近藤 | 近藤 | 近藤 | 近藤 | 近藤 |
大谷 | 大谷 | 大谷 | 大谷 | 大谷 | 大谷 | 大谷 |
村上 | 村上 | 村上 | 村上 | 吉田 | 吉田 | 吉田 |
吉田 | 吉田 | 吉田 | 吉田 | 村上 | 村上 | 村上 |
岡本 | 岡本 | 山田 | 岡本 | 岡本 | 岡本 | 岡本 |
牧 | 牧 | 山川 | 山田 | 牧 | 山田 | 山田 |
源田 | 源田 | 中野 | 中野 | 源田 | 源田 | 源田 |
甲斐 | 中村 | 甲斐 | 中村 | 甲斐 | 中村 | 中村 |
青:7戦中4試合以上出場
Predict six months ahead
6ヶ月先を予測する
チームスポーツと同様に、CRMでも顧客の購買力に応じて接触の頻度やタイミングを最適化することが重要です。RFM分析は短期的な成果を目指すため、連続したアプローチには適していません。そのため、顧客ランクを一定の期間固定し、最大の成果を引き出すための顧客評価方法が必要です。下の2つのグラフは、6ヶ月前に識別した顧客セグメント(横軸)の実績(縦軸)を、6ヶ月後に集計したものです。顧客セグメント別の継続率と購入額が正しく予測できたことを示しています。
今後6ヶ月の継続率

今後6ヶ月後の客単価
同様に、受注・出荷・返品すべての取引実績データを解析することで、6ヶ月後に到達する「全顧客の受注客単価」も導き出せます。

CRM CUSTOMER SEGMENTATION SERVICE
顧客セグメントAnother Sky®とは?
CRM CUSTOMER SEGMENTATION SERVICE
顧客セグメント
Another Sky®
とは?
実績データをRFM分析とは異なる方法で解析し、6ヶ月先の顧客行動を予測して貴社のお客様をセグメントします。これにより、LTV(顧客生涯価値)を最大化するCRMが可能になります。個別施策のターゲット選定にも利用でき、顧客の動向や変化の把握も可能になります。既存のツールから必要なデータを出力するだけで導入でき、6ヶ月間利用できるため、高いコストパフォーマンスを実現します。“今”ではなく“これから”を見据えたCRM戦略を、シンプルに、そして着実に推進しましょう。
6ヶ月先の顧客行動を予測
RFM分析では見えない、顧客の「これから」を予測します。6ヶ月後の購買意欲や離反リスクなど、未来の顧客行動を高精度で予測し、最適なセグメントに分類。無駄のない、効果的なアプローチが可能になります。
LTVを最大化するCRMを実現
未来予測に基づいたセグメント分けで、顧客一人ひとりに合わせた最適な施策を展開できます。これにより、顧客との関係性を深め、購入頻度や単価の向上を促し、LTV(顧客生涯価値)の引き上げに貢献します。
施策のターゲット選定を最適化
「どの顧客に、どんなメッセージを届けるべきか?」という課題に明確な答えを提供します。セールや新商品案内、休眠顧客掘り起こしなど、あらゆる個別施策において、的確なターゲットを選定できます。
顧客の動向や変化が把握可能
一度セグメントすれば終わり、ではありません。顧客の状態や動向、関係性の変化を常に把握できるようになるため、販売成績や顧客ニーズの変化に迅速に対応し、常に最適なCRM戦略を維持できます。
既存ツールからのデータ出力だけ
システム導入ではありませんので、貴社でご利用中の既存ツールから、分析に必要なデータをCSVで出力いただくだけで、すぐに分析を開始できます。導入の手間を最小限に抑え、スピーディーに活用できます。
費用対効果抜群のCRM投資
識別した顧客セグメントは6ヶ月間変わりません。つまり、一度識別すれば6ヶ月間利用できます。MAやCRMシステム等、既存ツールの活用にも利用できるため、ストパフォーマンスに優れています。
CASE STUDY
活用動画

USER GUIDE
ご利用ガイド
取り進めの手順
初回ご利用時の取り進め手順です。次回以降は赤色部分だけになりますので、差分データだけをご用意ください。

ご用意いただくデータ
データ形式 | CSV形式(タブ区切り)でご用意ください |
---|---|
データ種類 | 次のデータとテーブル定義書をご用意ください ・商品マスター ・顧客マスター(個人情報は不要) ・媒体マスター ・取引明細データ(5年以上を推奨) |
補足事項 | テーブル定義書がない場合は、約3ヶ月分のサンプルデータをご用意いただき、御社と一緒に出力項目を確認していきます |
PRICE LIST
ご利用料金
ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。
前年度受注金額 | ご利用料金(税別) |
~ 50億円 | ¥480,000 |
~ 100億円 | ¥780,000 |
~ 200億円 | ¥980,000 |
200億円 以上 | 個別見積 |
「前年の受注金額」について
受注金額は、配送料を除いた金額(但し、注文キャンセルは含む)で算出致します。
※ 注文キャンセル実績も顧客の購買力を分析する際に使用しています。
補足事項
● 前年の受注金額が200億円を超える場合は別途ご相談ください。
● 本料金にはお預かりするデータのマッピング料金が含まれています。
但し、分析データの加工(結合や切り出し等)は別途お見積となリます。
● 納品には分析担当が同行し、十分な質疑応答時間を設けています。
尚、納品場所が首都圏外の場合は往訪実費ご負担をお願い致します。
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